マレーシア移住の基本情報

マレーシア

Malaysia

Capital/Kuala Lumpur

日本からの距離

5137km/飛行機で7h

日本との時差

1h

人口

3178万人

公用語

マレー語

マレーシアは、東南アジアに位置し、マレー半島南部およびボルネオ島北部からなる連邦立憲君主制国家。首都はクアラルンプール。

イギリス連邦加盟国のひとつ。タイ、インドネシア、ブルネイと陸上の国境線で接しており、シンガポール、フィリピンと海を隔てて近接する。ASEANの一員。

移住おすすめ度

4/5

アジアの中でも経済発展が著しく、しかしまだまだ生活コストは低いマレーシア。人気の移住先のひとつで、日本人コミュニティも盛んな国です。ロングステイビザ/永住権取得コストはやや高めなので、金銭的余裕のある人におすすめです。

 

日本からのアクセス
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生活コストの低さ
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ビザ取得の容易さ
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今後の経済発展
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気候や環境の快適さ
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治安などの安全性
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RATING

マレーシアに短期留学する場合は、いわゆる「ビザなし渡航」が可能です。

こちらはビザ申請の必要がなく、条件を満たす日本国のパスポートがあれば入国を認められます。

こちらの場合は、入国日から90日以内の滞在が許可されますので、3か月までの短期留学などであればビザを申請しなくてもマレーシアに滞在することができます。

【諸条件】

・滞在期間…入国日より90日以内
・パスポートの条件…有効期限が入国時に6か月以上あること
・入国時の注意…マレーシアを出国するチケット(往復航空券または第3国出国便)を所有していること
・通算滞在期間…1年間に合計180日まで滞在可能

ちなみにこちらのビザは延長ができません。

そのため、必ず入国から90日以内に出国しなければなりませんが、一度出国してもう一度マレーシアに入国するとその時点からさらに90日の滞在が許可されます。

ただし、滞在期間に関しては1年間に180日までという制約があるため、何度も出入国をする方は180日を超えないようにご注意ください。

マレーシアへ移住し、そこで就労しようとする場合には避けて通ることができないビザです。

なぜなら就労ビザがなければ基本的に就労許可がおりることはないからです。

ただし、一概に就労ビザとは言っても実際には就労者の配偶者などと関連性のあるものを含めて6種類のビザがあるのにも注意が必要です。

 

・雇用パス(Employment Pass)

マレーシアで最も一般的に利用されている就労ビザが雇用パス(Employment Pass)になり、さらに細分化すると経営者用、幹部クラスの専門職等用、一般職クラス用で分かれています。それぞれの職位などに応じて雇用期間が5年までの期間で設定され、滞在期間中は自由にマレーシアを出入国することのできるマルチプルビザになっています。最低でも2年以上滞在し、かつ、現地企業などからの雇用が決まっていることなどが発給条件になります。申請手続きは原則として雇用主が行うことになっています。

必要な書類ですが、ビザ申請書 2部、雇用契約書、パスポート写真2枚(カラーで3ヶ月以内に撮影されたもの)、パスポート原本及びパスポートの全ページコピーと最終学歴の英文卒業証明書になります。

 

・滞在ビザ(Dependent Pass)

雇用パスを取得している就労者・駐在員に帯同する配偶者及び子供の滞在許可がDependent Passになります。配偶者の就労についてはDependent Passをもった上でさらに就労許可を申請する必要があります。また、学童の就学についてはDependent Passに加えてさらに就学許可(Study Approval)を取得する必要があります。

申請に必要な書類はビザ申請書、パスポート原本、パスポート写真(カラーで3ヶ月以内に撮影されたもの)になります。

 

・レジデンスパス(Residence Pass)

国家重要経済分野で優秀な外国人材を長期間にわたってマレーシアに誘致などすることを目的につくられたビザになります。就労ビザの中では特殊な性格を持つビザで、配偶者及び18歳未満の同伴家族も同様に申請することができます。配偶者の就労についても雇用パスの取得をせずに可能です。滞在期間は最長10年間です。

 

・プロフェッショナルパス(Professional Visit Pass)

先述してきた雇用パスなどと比較すると滞在期間が短くなっているのがプロフェッショナルパスの特徴になっています。滞在可能期間は1年未満と短く、マレーシア国外に在籍する会社の社員で、技術指導や機械修理、その他特別プロジェクトなどの業務で訪れる就労者を対象としています。また、こちらも雇用パスと同様に申請手続きは原則として雇用主が行うことになっています。

なお、必要な書類ですが、申請理由書、パスポート原本、パスポート写真(カラーで3ヶ月以内に撮影されたもの)、マレーシア国内の保証人による保証書、マレーシアでの活動予定表になります。

 

・一時就労パス(Temporary Visit Pass)

一時就労パスも滞在期間が短く設定されているという点では前述したプロフェッショナルパスと似ている点があります。こちらの発給対象となる人は給料が日本で支給される短期滞在者で、主に出張や研修などで申請される就労ビザになっています。

申請に必要な書類はビザ申請書、パスポート、パスポート写真(カラーで3か月以内に撮影されたもの)、英文職歴証明書及び英文履歴書、法人登記証明書及び最終学歴の英文卒業証明書になります。

 

・マレーシア人の外国人配偶者の就労許可

自らがマレーシア人の配偶者である場合、これまでにご紹介してきたものとは異なる方法で就労許可を得ることができます。まずは1年以上の長期滞在ビザを申請した上で就労許可を申請する形になりますが、雇用パスなどと異なるのは給与やポジションなどについては特に制限が設けられていない点です。

マレーシアに留学するなどの目的の場合に必要になる学生ビザ。ただし、留学期間が3か月以下(90日以下)になる場合はビザが免除されるので申請する必要はありません。
逆に留学期間が3か月を超える場合は例外なく学生ビザを申請する必要があります。ただし、取得までの流れや条件などについては学校によって必ずしも同じではないので留学先が決まったら各個留学先と確認することを推奨します。

なお、申請の際には学校に書類を提出し、学校が教育省にまずは申請します。その後、学生ビザ承認レターが届くのでそれをもって大使館でシングルエントリーのビザを申請し、入国後に移民局へのパスポートの提出を以って学生ビザの取得が完了します。

マレーシア国籍を持つ方と結婚した場合に発給される長期滞在ビザになります。長期滞在ビザとは言っても滞在期間は1年で、毎年更新して1年ずつ延長することができます。5年を超えると後ほど改めて解説する永住権を取得することができるようになります。なお、結婚証明書などが配偶者ビザの申請に必要な書類となります。

前項でも言及した永住権とは文字通り「無期限に滞在できる権利」なのですが、今回ご紹介した各種ビザの中でも最も取得が難しいものでもあります。

まず、条件としてマレーシアに合法的に5年以上住んでいること、また、年間7,500リンギット以上の納税があることが最低条件になります。ただし、無期限で滞在できるようになってもマレーシア国籍があるわけではないので選挙権などを持つことはできません。そして、前述したように実際には取得が大変難しいので次項で解説するMM2Hを取得される方が多いのも現状です。

最後に紹介するのはMM2Hというビザになります。MM2Hとはマレーシア・マイ・セカンド・ホーム(Malaysia My 2nd Home)の略称で、この国でロングステイをしたい方に注目されているビザになります。

大きな特徴としては最長10年間にわたる滞在が可能と、永住権を除く他のビザと比較すると大変期間が長くなっています。なおかつマルチプルビザなので、期間内は出入国も自由、かつビザ自体は条件がそろえば延長することができます。なお、個人で申請すると提出する書類が膨大なので代行業者に委託するという方も多いです。詳しくは以下にMM2HのHP(英語)と日本語での申請手順のリンクを示しますので併せて参考にしてください。

マレーシアはクアラルンプールで調査。

節約すれば月8万、普通に暮らして15万円もあれば生活が可能です。

高価なコンドミニアムでも、月10万円以下。

郊外ややや高価なレベル、ルームシェアなどを利用すれば、家賃は月2〜3万円で滞在可能。

手続きも簡単で、礼金はなく、家賃2ヶ月分を敷金(デポジット)として支払い、退去したあとに返ってきます。

ほとんどのコンドミニアムにはジムとプールがあり、一例としてあるコンドミニアムには敷地内に、

テニスコート
シアタールーム
体育館
スカイプール

などがついています。ホテルよりもずっと豪華。

マレーシアには「ママック」というローカルのレストランがあります。

多文化社会の国なのでマレーシア系、インド系、中華系のママックがあり、5~15リンギ(130~400円)でランチが楽しめます。

イタリアンや日本食は値段があがり、15~30リンギ(400~600円)ほど。

 

首都クアラルンプールの高級レストランは、日本と同じくらいの金額になります。

屋台のご飯は脂っこいものも多く、胃もたれする人は自炊がおすすめです。

マレーシアの水道光熱費は、月1万円もかかりません。合計約8000円ほどです。

内訳は以下の通り。

光熱費 300リンギ前後(7500円)
水道代 15リンギ前後(400円)
合計 約8000円
クーラーはつけっぱなし。

水道水は飲めず、水を購入する必要がありますが、その水も安いです。

マレーシアでの通信費は3000円程度。

マレーシアでは、東南アジアの中でもインターネット環境が整っている国です。

日本に比べると費用も安く、クアラルンプール近郊であれば手続き、工事もスムーズです。

最大手のプロバイダはTMで、月額の費用は安ければ約2,000円(80マレーシアリンギット)と安くおさえられます。

一部のコンドミニアムではWi-Fiが無料でパッケージされている物件もありますので確認しましょう。

マレーシアはタクシーが安いです。

バス

一番安い移動手段はバスになります。クアラルンプール国際空港からKLセントラルまでは豊富にバス便が出ており、多くの人を運んでいます。金額的には大体10リンギット(300円程度)が目安。日本だと成田~東京駅で1000円くらいなので、3分の1よりもう少し安いくらいですね。

 


電車

クアラルンプール国際空港からKLセントラルまでは、途中ノンストップの電車が通っています。お時間大体30分程度で、料金は55リンギット(1650円程度)。日暮里舎人ライナーが日暮里から36分、2470円なことを考えるとこちらはかなりお高めですね。実際電車も結構空いていて、乗っている人は外国人観光客らしき人が中心だな、という印象は受けました。

 


タクシー

マレーシアはタクシーが異常に安いです。クアラルンプール国際空港からの移動はチケット制になっていて、クアラルンプールの中心部まではお値段84.30リンギット(2529円程度)。2人以上で移動するなら電車より安いお値段になりますね。もし日本で成田空港から東京駅までタクシーで移動しようとしたら、間違いなく2万円はこえるでしょう。2万円中盤ぐらいまでいきそうなので、だいたいお値段10分の1ぐらい。とにかくタクシーが安いのがマレーシアです。

マレーシアはイスラム教国家で、安い発泡酒などもなく、酒税も高いです。

マレーシアのお店で飲むビールは、10~20リンギ(250円~300円)。

ママックのランチは5~15リンギ。

なので、ビールはランチより高いです。

安いお店でも、1回の飲み会でひとり50~80リンギ(1300円~2000円)はかかります。

 

その他、医療費として5,000円 民間医療保険費用などが必要で、1万円程度をみておくと良いでしょう。