こんにちは。
今回の記事では、日本人が海外移住するのにオススメの国についてまとめました。
・ビザや永住権取得の容易さ
・生活コストの安さ
・今後の経済発展
・気候や環境の過ごしやすさ
・治安などの安全性
・日本からのアクセス
などから、総合的に判断しています。
2021年時点で、海外移住におすすめの国は以下の通り。
・マレーシア
・フィリピン
・オランダ
・ドイツ
・カナダ
この中で日本人に一番人気なのは「マレーシア」みたいですが、
(テレビなどの影響ですかね?)
それよりもオススメの国があるので、それも紹介します。
2021年時点で海外移住におすすめの国、まずはマレーシアです。
マレーシアへ移住するメリットは以下のようなものがあります。
・生活コストが安い
・日本との時差が少ない
・アジア各地へのアクセス良好
・経済が成長中
・インフラが整っている
・気候が温暖
・英語が通じやすい
・食べ物が美味しい
経済がかなり発展していてインフラもかなり整っているけど生活コストはまだ高くなく、日本人に合う食べ物も多い、というのはかなり大きいです!
実際に行ってみると、日本人以外の民族も多く、いろんな人種や文化を包み込む懐の広さのようなものを感じます。
昨今はテレビの影響もあってか日本人の移住人気が高いようですが、それも納得のよい国です。
しかし一方で、マレーシア移住には以下のようなデメリットもあります。
・日本からやや遠い
・アジアの中ではビザ取得難易度が高い
・イスラム教国文化に慣れが必要
・お酒が高い
・1年を通して気温が高い
・衛生面が悪い場所もある
・医療費が高い
・季節にによってはスコールが多い
などがデメリットなのですが、その中でも「日本からやや遠い」「アジアの中ではビザ取得難易度が高い」というのは大きいです。
マレーシアは、日本との時差は少ないのですが、距離はやや遠く、5137kmあって飛行機で7時間かかります。
アジア圏に住む魅力の1つは日本からの行き来のしやすさなのですが、マレーシアは正直ちょっと遠いんですよね…。
あと、マレーシアはビザや永住権の取得難易度がやや高いです。
十分なお金があったり、現地企業への就職が既に決まっている人には良さそうですが、資金数百万、後ろ盾などはまだない…という人にはちょっと厳しめです。
なので、十分にオススメはできますが、ぜひ以降に紹介する国も、ぜひ移住先として検討してみてください。
日本人の海外移住先として、実はかなりオススメなのがフィリピンです。
フィリピンへの移住のメリットは、以下のようなものがあります。
・永住権が取りやすい
・人口増加、平均年齢が若い、経済が成長
・生活コストが安い
・日本から距離が近く時差も少ない
・親日国家
・気候が温暖
・英語が通じる
・美しい自然と海
この中でも、「永住権のとりやすさ」や「今後の経済発展」は、世界最高クラスです。
人口も、2029年には1億2000万人となり、日本の人口を超えてしまうんですね。
※populationpylamid.netより
フィリピン移住のデメリットとしては、
・治安の悪い地域がある
・衛生面が悪い場所もある
・約束や時間を守らない人も多い
・交通渋滞が世界ワースト2位
などがありますが、これらがあまり気にならない人にとっては、かなりオススメの移住先です。
オランダも、移住先としてかなりおすすめできる国です。
メリットはなんといっても、ビザと永住権のとりやすさ。
起業家ビザやフリーランスビザも取りやすく、5年住めばオランダだけでなくEU全土の永住権も取得できます。
そのほかにも、
・子どもの幸福度が世界一
・非ネイティブ国で英語力世界一
・マリファナや安楽死も合法な自由さ
など、オランダならではのスゴい所が沢山です。
デメリットとしては、
・日本からの遠さと時差(飛行機13時間、時差7時間)
・日照時間の短さ
・やや内向きの経済と国民性
などがありますが、それらを差し引いても魅力的な移住先といえるでしょう。
オランダと同じくヨーロッパのドイツも、移住先としておすすめできます。
ヨーロッパの中心にあり、技術力や経済力も強いドイツ。
ベルリンには多民族が集まっており、フリーランスビザなども比較的取りやすいです。
ITや音楽などの文化も先進的な国ですね。
ドイツも、5年間の居住+そのあいだの年金支払い、という条件でドイツあるいはEU全土の永住権がとれます。
経済規模も大きく、またITなどの先進的な業界も強く、ヨーロッパはもちろん世界のリーダーの一国といえますね。
他にもメリットとして
・多民族の受入れに寛容
・ヨーロッパ各地へのアクセス良好
・ビールとソーセージが美味しい
・英語が通じやすい
・美しい町並み
などがあります。
デメリットとしては
・移民に対して排他的な人も
・ドイツ語の習得は必須
・日照時間が短い
・賃貸の競争率が高い
・物価がやや高い
・イマイチな食べ物も多い
などがありますが、これらはヨーロッパ全土でよくある内容ですね。
移民政策を推進しており、多様な人種を受け入れる懐の広いカナダ。
大国アメリカとの連携が強いのが大きなメリットのひとつです。
ビザを取得すると、アメリカへのアクセスもしやすくなります。
多様な民族と文化を受け入れる懐の広い国である他にも
・治安の良さと住みやすさ
・労働環境の良さ
・個人の尊重
・医療費が無料
・美しく広大な自然
などは、カナダの大きな魅力ですね。
デメリットとして
・物価/消費税/住宅価格が高い
・日本からの距離と時差が大きい
・子どもを一人にするのが違法
・冬がかなり寒い
・外食が高い
などがあるので、ぜひ一度行ってみてから決めましょう!
また、2020年10月30日、カナダ移民省(IRCC)から移民に関する大きな発表がありました。
それは、2021年から2023年の3年間を通して、合計120万人以上もの移民を受け入れるという計画です。
これは、これまでも多くの移民を受け入れてきたカナダの歴史上でも最多数。
コロナウイルス感染症蔓延の影響を受けてもなお、カナダは多くの移民を必要としているようです。
なぜそのような計画を行うかというと、日本と同じくカナダでも少子化問題が深刻だからです。
カナダでは、900万人にも上るベビーブーマー世代が、2030年までに65歳の定年を迎えます。
現状のままでは、健康保険制度を支える力がより重要となる時期に、働き手が足りなくなってしまう事が予測されます。
だからこそ、もっと移民の受け入れを促進していこうというのがカナダの意向なのです。
カナダは、1988年から年間20万人もの移民を受け入れてきました。
近年では、受け入れ人数は年間30万人以上。
お隣のアメリカと比較すると、均等割りで約3倍の数の移民を受け入れているのだそうです。
そして今、カナダに暮らす移住者の割合は実に21.28%(2019年)。
つまりほぼ「5人に1人」が移民!
カナダがいかに『移民大国』かという事が分かりますね。
筆者も実際トロントに行っていますが、たしかにいろんな人種と文化が混ざりあった街でした。
通常、カナダの移民申請の為にはポイント獲得が必要となります。
このポイント制とは、1200点満点のポイントシステムで移民希望者を評価(!)するもの。
年齢や学歴、英語力、その他項目をもとに、多角的に採点されます。
2019年11月頃の合格基準は450-470点でした。
日本の学歴や職歴もポイント加算の対象となるのですが、実際にはそれだけでは不足するが場合が多いようです。
しかし、カナダの大学やカレッジに進学すると、このポイントを上げる事が可能だそう。
なので、カナダへ移住を考える方は、一度留学やワーキングホリデーを挟むもオススメです。
以上、2021年時点での移住/永住先としておすすめの国まとめでした。
当然、最高の国なんてどこにもありませんし、日本人にとっては日本が一番「ラク」に暮らせる国であることが多いのはいうまでもありません。
しかし、移住によってしか得られない体験や人生があるのもまた事実。
ぜひ、この記事も参考にしながら、実際に住みたい国へ行ってみて、ご自身の移住先を決めてみてください!